寒い中、早朝からのデイゲームで、予想をはるかに超えて、奇跡的にランカーシーバスをゲットしました。こんな日があるから、シーバス釣りは止められませんね！それでは釣行をレポートします。



最後は背中にフック１本だけでした、危なかった！


2018年後半は、仕事が忙しかったり、体調を崩したりして、ほとんど釣りに行けませんでした。

年が変わり心機一転で、１月から釣りを再スタートしました。

とは言え、シーバス釣りを始めてから、一度も釣果のない厳しい冬の時期です。アウトドアのつもりで、釣れなくても釣りに行こうと、モンベルのジェットボイルを購入し、カップ麺を持参しての気楽な釣行に出かけました。

この日は、大潮で潮位は高いものの、潮の動かない状況で、シーバスは底に張り付いていると想定し、根掛かり覚悟でのボトム攻めを繰り返す作戦です。

朝の早いうちは風が強く、ラインが煽られてボトムのへの着底を感じ辛かったのですが、そのうち風が穏やかになって来ました。

最初は2軍の鉄板バイブでボトムのリサーチしてみます。時々、ゴミが引っかかって来ますが、エグい根掛かりは無さそうなので、本格的に一軍ルアーでボトム攻めをスタート！

ブロビズのタイニードロップをキャストしては移動、キャストしては移動を、コツコツと繰り返していきます。

一定の範囲にルアーを通したので、ルアーをタイニードロップからハイブリッドスイマーへ変更！

鉄板バイブに比べると、ボトムに着底したのが分かりやすく、リズム良く探れます。

ボトムへのコンタクトを繰り返す中で、リフトのタイミングで、ドンッと重たくなりました！

ロッドを煽ったために、根掛かりでドラグが鳴ってラインが出ているだけかと、ロッドを止めてみますが、ドラグが鳴り続けてラインが出されます。

これで何かが掛かった事は分かりましたが、私の拙い経験から、この感じはエイかな？と思っていました。

ルアーとラインの回収と、ロッドの操作とドラグ調整の練習になるかと思い、とりあえず近くまで寄せられたらと気楽に考えていました。

それでも、なかなかドラグが止まらず、止まってもリールを巻かせてもらえない展開が続きます。

巻ける時にちょっとリールを巻きとるみたいな感じでやっていると、海面でバシャと何かが飛んだ音がしました。これは、いよいよエイだと思い、少し強引に寄せて来ることに。

ドラグを締めて、リールを強めに巻いていると、海面に黒っぽい尾びれが見えました。

ん、エイには尾びれがないはず？！

黒っぽい尾びれは、きっと居着きのシーバスだ！

シーバスだと分かった瞬間から、心臓バクバク、脚はガクガク、手は震えてきて、ややパニック状態。

自分を落ち着かせながら、慎重に寄せて来ます。シーバスがエラ洗いした時に、フックが口から外れたのか、海面に見えたシーバスには、背中にハイブリッドスイマーのリアのフックが１本だけ掛かっているだけの状態。これは、やばーい！

これだけ大きいシーバスを、姿を確認してからバラすとなると、しばらくは立ち直れないなと、さらに慎重に寄せてきます。

幸いにもシーバスは、これまでのやり取りで随分とバテたのか、あまり暴れずに寄って来てくれたので助かりました。

半年ぶりのタモ入れがランカーシーバスで、なかなか思うように出来ません。さらに、シーバスが大きいためタモからはみ出る感じになり、難しい(*_*)

それでも、何とかシーバスの身体のほとんどをタモの中に入れて、ランディング成功！

急いで、タモに入ったシーバスを持って、安全な場所へ移動。

私自身も結構体力使っていたのか、興奮しているのか、ゼイゼイと肩で息をしながら、よっしゃ〜！と叫び声をあげていました。

早速、スケールを出して測ってみると、80cmは十分に超えていて、83cmでした。初のランカーシーバスが確定しました(^_^)v









急いで写真何枚か撮った後、シーバスをタモに入れて静かにリリースしました。少しずつ元気になり、無事に海に戻って行きました。シーバスよ、会いたかったよ！そして、楽しませてくれて、ありがとう(^_^)

シーバスは厳しいだろうから、せめてキビレでも釣れてくれたら、それがダメならカップ麺食べて帰ろうかと思っていたら、ランカーシーバスが来るなんて、釣りってほんと不思議ですね。

釣れなくても良い、ボトム攻めの練習くらいのつもりでやっていたのが、釣りたいオーラが出ていなくて、結果、良かったのかも知れませんね。

２０１９年初シーバスは、記念すべき初ランカーシーバスとなりました！





釣りの神様から、釣りを続けなさいよというメッセージを頂いたような、不思議な釣行でした(^-^)

日時: 2019年2月3日
気温: 3度
潮: 大潮


ロッド: Daiwa Labrax 106ML
リール: Daiwa 18 Cardia 4000
ライン: Berkley Super fire line 0.8号
リーダー: 東レ 16lb
ルアー: ハイブリッドスイマーネクスト（グリーンゴールド）

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